診療時間 午前9:30~12:30 午後14:00~18:00(土曜のみ17:00まで)休診日 木日祝 サイトマップ
歯に吸着したバイオフィルムと呼ばれる細菌のかたまりを除去する処置です。
バイオフィルムはブラッシングでは落とすことができません。そこには、むし歯菌、歯周病菌などが含まれています。そのままにしておくと、むし歯リスク、歯周病リスクが高くなります。
PMTCでは、専用のペーストを使って、バイオフィルムを根こそぎはがすことができます。
むし歯菌や歯周病菌によってむし歯や骨の浸食が始まるまで2~3カ月と言われていますので、2~3カ月に1度の定期検診とPMTCの受診をおこなえば、むし歯も歯周病も予防することが可能です。
自分で歯垢を毎日100%落とすのは歯医者でも難しいことです。とても綺麗に磨けている人でも、歯ブラシで60%、デンタルフロスの使用で80%~85%程度までしか歯垢を落とすことができません。
磨き残しは同じような場所に起こるのでむし歯や歯周病が起こります。
自分では落としきれていない歯垢をPMTCによって定期的に落とすことでご自身の歯を守ります。
歯周病は歯周ポケットの中に細菌が感染して起こる病気です。
そのままにすれば歯周ポケットがより深くなり最終的には歯が揺れたり、抜けたりしてしまいます。
歯周ポケット内の細菌をPMTCで定期的に清掃することによって歯周病の進行を防ぎます。
歯の表面には歯を守るためにバイオフィルムという薄い膜があります。
バイオフィルムに細菌が長時間あると細菌が感染し、むし歯や歯周病が起こります。
感染したバイオフィルムは洗口剤などでは取れず、機械的にこすったり、振動を与えて剥がす必要があります。
自分で取り切れなかった汚れは24時間で歯垢となり、48時間で歯石となります。
PMTCで取り残した歯垢や歯石を定期的に取らなければ、多くの歯石が溜まり、歯周病が進行してしまいます。
近年初期むし歯は削らず、できるだけ経過観察をする方向にあります。
定期的にPMTCを行い、むし歯のリスクの高いところを清掃し、初期むし歯の進行を確認することで、自分の歯を出来るだけ削らずに済みます。